大江戸寄席と花街のおどり その九

江戸の町人文化の中で花開いた落語や寄席芸と、花柳界に伝わる芸者衆のおどりと演奏をお楽しみください。

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公演情報

日時・場所

芸姑

日程

令和元年9月1日(日)

時間

午後3時開演(午後2時30分開場)

場所

国立劇場 大劇場

プログラムと出演者

第一部 大江戸寄席

講 談 一龍斎 貞寿
曲独楽 三増 紋之助
落 語 柳家 喬太郎
一龍斎貞寿
一龍斎 貞寿(いちりゅうさい ていじゅ)

産能短期大学卒業後、演劇や朗読などの活動を続けた後、2001年に講談と出会い、講釈場に通いつめる。

2002年一龍斎貞心門下、入門。2017年4月、真打昇進。現在、講談協会定席の他、明るい芸風を生かし幅広く活躍中。

三増紋之助
三増 紋之助(みます もんのすけ)

1963年、栃木県足利市出身。

1982年、フランス座に入座。

1985年、曲独楽三増紋也に弟子入り。

1992年、落語協会に林家こん平一門として入会。

2015年、第15回ビートたけしのエンターテイメント賞特別芸能賞受賞。

柳家喬太郎
柳家 喬太郎(やなぎや きょうたろう)

1963年、東京都世田谷区生まれ。日本大学商学部卒業後、書店勤務を経て1989年に柳家さん喬に弟子入り。2000年、真打昇進。近年では、映画や芝居に挑戦するなど活躍の場を広げている。2014年から落語協会理事を務める。

第二部 花街のおどり

総演出 尾上 菊紫郎
おどり 新橋、赤坂、浅草、神楽坂、芳町、向島の芸者衆
幇間芸 櫻川 八好
 プログラム
 序幕は長唄「七福神」。六花街から一人ずつ福の神となっておめでたい曲を踊ります。
 七人目の福の神は果たして誰が?というのはご覧になってのお楽しみです。

次はガラリと雰囲気が変わって、芸者衆による鳴り物の演奏。
まずは賑やかな祭囃子の「浅草太鼓」。浅草名物の三社祭の様子を彩豊かな鳴り物で表現します。
次は囃子の基本形、「四拍子」。能楽から継承した形で、凛とした雰囲気を新橋芸者衆の演奏で。
最後は赤坂芸者衆による和太鼓の演奏で、赤坂の土地と縁の深い勝海舟に所縁のある「咸臨太鼓」(写真)。
正装した芸者衆がたすき掛けで演奏する「勇姿」をお楽しみに。

太鼓
 もちろん、美しい踊りもたっぷりご覧いただきます。
 メインテーマは廻燈籠になぞらえて江戸の四季を表現する、小唄を中心としたお座敷踊りのメドレー。
 一つの花街が2か月ずつ、1年12か月を踊りで描き出します。
 フィナーレの前に、櫻川八好の生きのいい幇間芸をお楽しみいただきます。


※出演者、内容は変更になる場合がございます。
 
芸者全体

東京六花街のご紹介

新橋
新橋花街が隆盛となったのは明治維新後のことでした。
気質は進取の気性に富み、ハイカラモダンの発信地となり、明治政府の要人をはじめ政財界に御贔屓筋が多く、「新しい日本」について語られる社交場として発展を遂げました。
歌舞音曲等の研鑽にも努力を重ね、その発表の場として新橋演舞場を設立。
大正14年に「東をどり」をこけら落としとして開場しました。
赤坂
江戸時代、赤坂周辺は、美観の地としても知られ留守居茶屋ができ、家老たちの清遊の場として利用されました。
明治時代に入ると、芸妓がお座敷に出るようになり、政府や軍の機関が近い地の利を得て繁昌し、現在の赤坂花街の形態を作りました。
平成20年から「赤坂をどり」は地元、赤坂ACTシアターで開催され、それを機に観客の層が広がってきました。
浅草
浅草花街は浅草寺と娯楽街とが結集した恵まれた環境のもとで発展してきました。
戦後には芸者衆の技芸の発表会「浅茅会」をスミダ劇場で開催。平成7(1995)年には東京浅草組合と浅草観光連盟の共催となり、台東区の後援のもと 「浅草おどり」として街をあげた催事となりました。
神楽坂
神楽坂花街近辺には「毘沙門天」を初めとする神社・仏閣が多く、かつてはそれを参詣する人々を対象として色街が出来、明治初期より花街として栄えて参りました。
春に開催される「神楽坂をどり」は、一般のお客様への芸の発表の場でもあり、平成23(2011)年に新宿区の地域文化財に指定されています。
芳町
芳町(葭町)花街は東京六花街の中でもっとも歴史が古く、江戸開府間もない元和3年(1617)3月、庄司甚右衛門(一説には甚内)が幕府に出願して当時市内に散在する傾城(けいせい)達を今の日本橋人形町付近の二町四方ばかりの土地にあつめたのが始まりです。
明治維新となって、花街の近くが江戸時代から物資の集積する問屋街であった関係で付近の街が急速に発展し、幕末から明治、大正、昭和にかけて繁栄を極めました。
向島
向島は、この土地を一大行楽地にしようという八代将軍吉宗の意向で桜が植えられ、桜花の名勝地として世に知られるようになりました。
向島花街は日清戦争後の景気好調の波に乗って発展し、振袖芸妓、ダンス芸妓等も出現して隆盛をきわめます。
今も昔と変わらない季節ごとの彩り豊かな江戸情緒がこの地の特徴で、芸者衆は地域に根ざした活動を続けています。
八好
櫻川 八好(さくらがわ はちこう)
東京都江戸川区生まれ。日本マイム研究所で出会った先輩らと結成した「パフォーマンスシアター水と油」で国内22都市、海外9カ国22都市で公演を行い、多数の賞を受賞。
2012年、幇間修行を志し櫻川七好に弟子入り。2014年浅草花柳界にてお披露目。
現在は浅草を中心に、全国の花柳界にあがっている。

アクセス

会場へのアクセス Access

国立劇場 大劇場

〒102-8656 東京都千代田区隼町4-1 電話:03-3265-7411(代表)

地下鉄

東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」下車 1番出口、6番出口(エレベーター、エスカレー ターあり)から徒歩約5分
東京メトロ半蔵門線、有楽町線、南北線「永田町駅」下車 4番出口から徒歩約8分

駐車場

終演まで 普通車500円

お問い合わせ

寄席とおどり公演事務局

大江戸寄席と花街のおどりーその九ーは公演終了いたしました。